細かい仕様
スーパーマリオワールドの細かい仕様について説明します。
マリオの仕様
Pダッシュ
Pダッシュとは、X・Yを押しながら一定時間進むことでマリオの走るスピードが上がることです。スーパーマリオブラザーズ3に登場したPメーター(パワーメーター)が由来で、スーパーマリオワールドでは(バーこそ無いものの)機能はほとんど同じです。Pメーターは、地上を走ると増え、飛行したり止まったり、反対に走り出したりすると減少します。Pメーターが最大になるとマリオは高速で走り、マントマリオの場合はBジャンプでマント飛行や、Aボタンで高いスピンジャンプができます。 しゃがみながらスピンをすることで、ダッシュ状態を切って(Pメーターを減らして)スピンすることができます。
Pメーターには慣れが必要な仕様があります。
- Pダッシュ中にジャンプしても、地上を走っているときと同様の動作をします。そのため、ジャンプ中に反転しても、空中でPを貯めることができます。
- のぼり坂では、最も緩やかな坂(横4マスで1マス上がる坂)以外Pメーターは増えませんが、Pダッシュ状態のときは(急な坂を除いて)Pメーターを維持して走ることができます。
- Pメーターは、マント飛行の最初のジャンプでは減らず、マントを開いたときから減少しはじめます。
- 水中と網・ツタ・ロープを掴んでいるときは、Pメーターは減少しません。
テイクオフメーター
テイクオフメーターは、マリオのマント飛行に関わる重要な仕様です。マリオがPダッシュ状態でジャンプをするとテイクオフメーターは80になり、1フレームに1ずつ減少します。ジャンプ中、マントマリオはこのメーターがなくなるまで上昇でき、0になると降下し、Bジャンプではマント飛行状態になります。 テイクオフメーターは地面に着地しても0になりません。そのため、最初に小さくジャンプしてからもう一度大きくジャンプをしようとしても、(途中でテイクオフメーターが0になるため)低いジャンプになります。 また、テイクオフメーターはドアやドカンに入った後も引き継がれます。バニラドームのオバケやしきなどでは、テイクオフメーターを残したまま最後のドアに入ることで、ドアから出た直後にマントで飛行してゴールすることができます。チョコレーとう コース1では、テイクオフメーターを残してドカンに入ることで大砲ドカンから発射されたあと、最高速度でマント飛行することができます。
無敵時間
マリオは敵や仕掛けに当たってダメージを受けると、一定時間無敵になります。無敵時間中マリオは点滅し、敵やガリガリに触れてもダメージを受けません。ただし、溶岩や、チョコレーとうのしろなどに出てくるトゲこんぼうに挟まれた場合は死にます。 スーパーマリオワールドでは、3種類の方法で無敵時間を得ることができます。
- チビマリオ以外でダメージを受ける
- ヨッシーに乗っている状態でダメージを受ける
- マント飛行中にダメージを受ける
一番上に比べて下2つは無敵時間が短いですが、ラムネかいこうのちんぼつせんでヨッシーを利用して回転テレサを抜けるなど、RTAでも使用されています。
敵の仕様
回転テレサ(テレサテン)
回転テレサは、輪になって回転する10体のテレサです。1ヶ所大きい隙間が空いています。
回転テレサが出現するとき、その隙間の位置は他のコースの回転テレサから引き継がれます。たとえば、(96 Exitなどで)ドーナツへいやのかくれやしきをプレイしたあとのバニラドームのオバケやしきでの回転テレサの向きは、ドーナツへいやのかくれやしきのプレイによって変化します。
ラムネかいこうのちんぼつせん の回転テレサは、出現させるタイミングとスクロールによって消すことができます。